住宅ローンの金利は2種類

注文住宅を建設する場合には、自己資金でそれを行う人はあまりいません。住宅は高い買い物ですから、ほとんどの人が自己資金に加えて、金融機関の住宅ローンを利用することになります。住宅ローンを借りると当然その後、数十年にわたる返済が待っています。ですが返済するのは元金だけではなく、利息分も同時に返済することになるのです。その利息分は利率が低ければ当然返済額も減ることになります。 住宅ローンには二つの金利の返済方法があります。一つ目は固定金利で、これを選べば金利がローン返済終了時まで一定に。それに対して変動金利の場合には、市場の動向により金利が上下するという性質があります。住宅ローンを利用する人のほとんどが、変動金利を選ぶ場合が多いようです。

変動金利の特徴とは?

変動金利を選ぶメリットは、金利が上下するため、場合によっては総返済額が少なくなるという点です。ところがその逆も考えられます。金利が想定以上に上がってしまうと、返済額も想定を上回る金額になります。そのような不安定さがあるのが変動金利なのです。このような不確実性に耐えられないのであれば、固定金利を選んだほうが良いでしょう。固定金利のほうが総返済額の計算もしやすくなりますし、市場の動向を気にする必要もなくなります。ただし金利が高いときに固定金利で借りてしまうと、その高い金利の状態のまま住宅ローン返済を続けることになってしまいます。借りる際に金利が高いと感じるのであれば、変動金利を選んだほうが良い場合もあります。